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【編集部記事】課金システム運営大手のPayPal社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の3月13日、ネットユーザーから批判を浴びているアダルト向け電子書籍への規制について、ルールを若干緩和することを明らかにした。
事の発端となったのは、先月24日に電子書籍セルフ制作プラットフォームを提供しているSmashwords社(本社:同)がPayPal側からの契約停止圧力を理由に、アダルト向け作品の取扱い中止を発表。さらに他のPayPal系電子書籍サイトも同様の処置を取り始めたため、私企業による「表現の自由」侵害であるとして複数の人権保護団体が中心となってネット上で抗議が起っていた。
PayPal広報のリリース文によると、同日をもって運用ルールを若干見直し、1)小説作品は含めないようにする、2)カテゴリ単位から作品単位への審査体制切り替える、3)Millerテストを使って公序良俗違反のチェックを行なう、とのこと。【hon.jp】
問合せ先:PayPal社広報のリリース文( https://www.thepaypalblog.com/2012/03/update-paypal%E2%80%99s-acceptable-use-policy/ )