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【編集部記事】米国最大の作家エージェント団体であるAssociation of Author’s Representatives(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間の11月4日、Amazon社が先週発表したAmazon Prime会員向けの電子書籍無料貸し出しサービス「Kindle Lending Library」の参加出版社およびエージェント会員に対して、警告の表明をした。
この表明文によると、出版社が現在大半の作家と交わしている一般的な出版契約では、今回の「Kindle Lending Library」のような特異な電子書籍配信サービスは一切想定されておらず、ロイヤリティ分配についてもなんら作家側から合意を得ていないとのこと。そのため、参加する前に必ず著者側と出版契約の改訂に入るよう警告している。
なお、この表明文によると、仮にAmazonの新サービスに対応するよう出版契約を改訂する場合は、売上ロイヤリティとは別に、参加ロイヤリティを加算するなど、料率計算方式の大胆な変更が必要になるだろうとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Association of Author's Representativesの表明文( http://aardvarknow.us/2011/11/04/author-contracts-and-subscription-models/ )