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株式会社インプレスR&Dは12月2日、「ネクパブPODアワード2020」の応募受付を開始した。今回が3回目の開催で、賞金総額200万円。同社の運営する「著者向けPOD出版サービス」を利用して Amazon.co.jp でプリント・オンデマンド(POD)出版をした「人」すべてが対象。前回までは、過去1年間に出版された「作品」が対象だった。
アワードの応募条件は、2020年3月20日時点で同サービスを通じ Amazon.co.jp で販売が開始されている本を出版した人すべてで、アワードのページからの応募が必要となる。応募受付は2020年3月31日まで。他サービスで公開済み作品を同サービス出版して応募も可能。プロアマ、ジャンル、年齢は問わない。過去の受賞者も応募できる。
審査基準は、出版内容、革新性、オンデマンド出版ならではの活用方法、作品に込めたメッセージ、デザイン、SNSなどを活用したPRの努力や工夫など多面的。また、応募フォームで入力が求められる、出版に至る経緯や出版後に体験したこと、出版にまつわる活動なども評価対象となる。複数の本を出版している場合は、代表作を入力しての応募となる。賞金は、優秀賞が5名で各20万円、特別賞が7名で各10万円、優秀賞・特別賞の受賞者からグランプリが1名30万円。
インプレスR&Dの「著者向けPOD出版サービス」は、Amazon PODを活用した個人・団体向けの出版販売支援サービス。仕様に沿ったPDFファイルを入稿すれば、Amazon を通じてだれでも無料で紙の本が出版できる。注文に応じて印刷・製本・発送されるため、基本的には在庫を持たない。本が売れたら、販売価格から販売手数料や印刷費を差し引いた額が著者に支払われる。複数人で受取額を自動的にシェアできる仕組みも提供されている。
参考リンク
「ネクパブPODアワード2020」公式ページ
https://nextpublishing.jp/award2020/
著者向けPOD出版サービス