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日本の製紙業・パルプ製造業の事業者団体である日本製紙連合会は11月29日、「ビジネスパーソンの紙媒体とデジタル媒体の利用に関する意識・実態調査」の結果を発表した。書籍は7割以上、マンガ・雑誌は6割以上、新聞でも過半数が紙派であることがわかった。
この調査は、日本在住の20代から60代のビジネスパーソンを対象に、11月1日から6日にかけてネットリサーチで行われた。サンプル数は623(男性446、女性117)で、株式会社ネオマーケティングのアンケートモニターからのランダムサンプリング。年齢は、20代から50代はそれぞれ20%代、60代は10%代とのこと。
日頃から紙で使いたいもの/デジタル化して使いたいものは?
紙の利用意向のほうが強かったのは、書籍(73.5%)、手紙(68.9%)、マンガ(62.1%)、雑誌(61.2%)、手帳(58.6%)、新聞(54.9%)。逆に、デジタルの利用意向のほうが強かったのは、写真(83.6%)、地図(79.8%)。
デジタルにはない紙の良さは?
書き込みや切り貼りができる(43.2%)、持ち運べる(31.%)といった機能性や、温かみ(30.7%)、さわり心地(29.2%)などの情緒的な特長も挙がった。
紙の手帳を買う予定は?
紙の手帳の良さは?
予定以外にもメモができる(56.7%)、データが飛ばない安心感がある(40.3%)、手書きだから愛着がある(31.9%)など。
デジタル手帳の良さは?
どこからでもアクセスできる(57.8%)、修正が簡単(43.8%)、過去の検索が楽(40.6%)など。
参考リンク
ペーパー君の紙レポート(日本製紙連合会公式発表資料・PDF)