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ハイブリッド型総合書店「honto」PR事務局は10月8日、越境ECをサポートする代理購入サービス「Buyee」(バイイー)内にhonto通販ストア海外向け販売ページを開設し、海外からでも日本国内で販売されている紙の本が購入できるようになったことを発表した。
hontoは、大日本印刷株式会社が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトと共同で運営する、紙と電子のネット書店とリアル書店を連携させた総合書店。hontoの通販ストアはこれまで、海外の住所のみ登録されている会員向けには、サービス対応をしていなかった。
今回の通信販売サイト連携によって、日本国内のみの販売で手に入らなかったり、海外向けに流通されるまでに時間がかかったりと、物理的障壁のある海外在住の日本書籍ファンに対し、本が購入できる手段を提供できるとしている。
Buyeeは日本の通販商品やオークションの代理入札・代理購入をするサービスで、BEENOS株式会社の連結子会社であるtenso株式会社が運営している。サイト表示や問い合わせサポートは日本語、英語、中国語(繁体・簡体)に対応する。
海外配送手段は、EMS(国際スピード郵便)、SAL(エコノミー航空)便、国際小包、船便DHLなどに対応。決済方法は各種クレジットカードのほか、PayPal、Alipay、銀聯カードなどにも対応している。86の国と地域に発送実績があり、2019年6月末時点で会員数は188万人以上とのこと。
参考リンク
「Buyee」内「honto」通販ストア海外向け販売ページ