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弁護士ドットコム株式会社は5月13日、インターネット上での著作権侵害コンテンツなどを調査・削除申請できるリーガルテックサービス「弁護士ドットコムRights」の提供を開始した。
「弁護士ドットコムRights」では、弁護士法72条(非弁行為)に抵触しないよう、事前に顧客から指定されたルールに従って調査ツールを用いた検索を行い、アメリカのデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に準拠した削除申請を、顧客自身が簡単に行えるツールを提供する。当メディアの取材によると、現状ではGoogleとYouTubeに対応しており、今後は対応範囲を広げるよう検討中のことだ。
同サービスによって素早く簡単にGoogleに対しDMCA申請が行えることによって、違法コンテンツの流通手段を断ち、正規コンテンツの流通を促進するとともに、海賊版サイトやリーチサイトの検索エンジンからの評価を落とし、運営を成り立たなくする効果も期待できるとする。
またYouTubeでは、たとえば映像サイズを変更しているような、従来の仕組みでは不正動画と判断しづらい動画コンテンツにも対応しているとのこと。今後は、機械学習などのテクノロジーを活用し、より大量の著作物をより短時間で検索し、コンテンツの不正利用対策を行うことを目指すとしている。
参考リンク
弁護士ドットコムRights
https://rights.bengo4.com/
プレスリリース(PDF)