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ビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社(以下、BPS)は4月3日、デジタル教科書ビューア「超教科書」を、教科書発行者である株式会社新興出版社啓林館と株式会社帝国書院とともに、共同開発することを発表した。2020年4月から始まる新教育課程用教科書での利用開始に向け、製品を提供する予定だ。
BPSは、「超縦書」や「超画像」などの電子書籍ソリューション「超シリーズ」の開発提供を行っている。新開発の「超教科書」では、教科書発行者2社の知見やノウハウを取り入れ、教育現場が求める、デジタルによる学習効果を具現化できる機能を拡充していく。対応環境は、ブラウザ、iPad、Windows。
4月から順次、体験版をリリース。学習に役立つ書き込み機能や、特別支援教育対応としての読み上げ・白黒反転・ルビ表示切り替え機能などが試用できる。体験版は、ウェブにてブラウザ版が公開予定。6月19日から21日に開催される「教育ITソリューションEXPO in 青海」でも展示される。
製品版では、オフライン環境で紙面上やコンテンツ上の書込み情報を指導者と学習者、または学習者と学習者間で共有できる「しおり機能」や、自学自習に便利な「暗記ペン」機能、教科書のページに紐づいて自由に書き込んだり、画像を貼り付けたりできる「ノート機能」などを追加搭載する予定だ。
参考リンク
「超教科書」公式ページ