《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】米国の著者団体の1つであるThe Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間の5日、Amazonサイトが自分の作品が購入可能かどうかを常時監視するための無償Webサイト「WhoMovedMyBuyButton.com」を公開した。
本サイトは、著者が事前指定しておいたISBN商品について、Amazonサイト上で購入ボタンが消えた場合にアラートメールを送信するというサービス。The Authors Guild側によると、このサービスは最近発生したAmazon/MacMillan騒動を受け、著者の利益保護のために緊急公開したとのこと。
The Authors Guildによると、Amazon社は2008年頃から英国の出版社やオンデマンド系出版社などに対して商品を販売不能にする交渉戦術を頻繁に起こしており、当時から本ツールの開発を着想していたとのこと。先日のMacMillan騒動を受け、米国では出版社だけではなく、著者団体もAmazonに対する感情が急速に悪化しているようだ。【hon.jp】n
問合せ先:WhoMovedMyBuyButton.comサイト( http://whomovedmybuybutton.com/ )