アップルがオーディオブック販売準備を出版社に促す

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 今フランクフルトで行われている世界最大のブックフェアで、オーディオブックの新プラットフォームを近々発表するので、アップルが出版社に「準備をしろ」と促している、と英業界紙ブックセラーが伝えている。

 ローンチの日こそ伝わっていないが、アップル関係者の話ぶりだと来週にも発表されるのでは、とされている。今回のブックフェアでも世界中で順調に売り上げを伸ばしているオーディオブック関連の講演者も多く、ラインアップを充実させる出版社が増えている。

 オーディオ出版社協会のミシェル・コッブ代表は、アメリカでは2017年に4万6000タイトルのオーディオブックが出版され、売り上げが前年比で23%増であることや、イギリスでも同年に3700タイトルが制作され売り上げは16%増だったことを掲げ、ドイツなど他の主要マーケットでも4%ぐらいが平均だと言う。

 同氏は特にスマートフォンやスマートスピーカーでの利用が増えているといい、出版社に対してもこれからはカセットやCDでのオーディオブックではなく、ストリーミングの「サービス」として利用できるようにするのが重要課題だとしている。

関連リンク

英ブックセラーの記事(有料)
https://www.thebookseller.com/news/audio-takes-centre-stage-fair-opens-873876
米カルチャーニュースサイト、Vultureの記事
http://www.vulture.com/2018/09/audiobooks-are-booming-but-how-long-will-that-last.html

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About 大原ケイ 148 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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