米Washington Post紙、ホワイトハウスの児童向け電子図書館アプリ「Open eBooks」の効果を疑問視

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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」による、米Washington Post紙によるとホワイトハウスが先月末にiPhone・iPad上で無料公開した、全米児童向け電子図書館アプリ「Open eBooks」について、その効果を疑問視する記事を掲載したとのこと。

 Open eBooksアプリは、昨年5月にオバマ大統領が貧困家庭の教育支援のため図書館の電子書籍購入を推進するために立案したプログラム「ConnectedED Library Challenge」に準ずるもので、予算規模2.5億ドル(約278億円)で大手出版各社も電子書籍作品を66,000作品提供。今年2月末にオバマ大統領夫人が主導してアプリ公開がスタートされた。

 Washington Post紙は、米国内の貧困地域の学校はITインフラ自体がまだまだ未整備で、ましてや子どもがそのような高級電子機器を持っていないことを指摘。結果、恩恵を受けるのは逆に富裕地域の子どもたちになってしまうと、企画そのものに大きな盲点があると指摘している。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/03/27/free-and-open-ebooks-wont-help-those-on-the-wrong-side-of-the-digital-divide/

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