米IDPFが電子書籍フォーマットの標準規格を発表、AdobeやAmazonもサポートへ

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 米国の電子書籍標準化団体の1つであるIDPF(本部:米国ニューヨーク州、旧称:Open eBook Forum)は現地時間の10月30日、電子書籍ファイルフォーマットの標準規格「OCF 1.0(Open eBook Publication Structure Container Format 1.0)」を発表した。

 このOCF 1.0はAdobe、Amazon、Microsoft、McGraw-Hill、Random House、Simon & SchusterなどIDPF参加企業が中心になって策定を続けてきたエンドユーザー向け電子書籍ファイルフォーマット規格。ここ1〜2年ほど、各国間(日本を含む)でXMLベースの電子書籍データフォーマットの標準規格化について水面下の競争が始まっており、そのような状況を受けてIDPF側も策定作業を急ピッチで進めていた。

 なお、今回の発表を受け、Adobe、Mobipocket(Amazon)、eBook Technologies、OSoftの4社がこの電子書籍ファイルフォーマットをサポートすることを表明している。

【関連サイト】
米IDPFの本件に関するプレスリリース(英文)

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