米BISGがレポート「電子書籍ユーザーは42%が電子ペーパー端末、44%がタブレット機を好む」

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【編集部記事】米国の出版業界調査団体Book Industry Study Group(本部:米国ニューヨーク州、以後BISG)は現地時間4月5日、月単位でアンケート調査を行なっている米国内の電子書籍ユーザー動向レポート「Consumer Attitudes Toward E-Book Reading VOLUME FOUR」の最新版での発見を発表している。

 記事の分析によると、同レポートの最新版「First Installment」では、昨年8月時点と比較して電子書籍ユーザーの中で電子ペーパー端末を好む人は49%→42%に減り、逆にタブレット端末を好む人は37%→44%に増えたとのこと。また、作品ジャンルと選択ハードウェアの間に相関関係がみられ、たとえば文芸作品は電子ペーパー端末、学術・マニュアル類はパソコン、などのパターンが見られるとのこと。

 一方、調査担当のAngela Bole氏はプレスリリースで「タブレット機への選好シフトが意外に急速に進んでいる可能性がある」とコメントしている。【hon.jp】

問合せ先:BISGのプレスリリース( http://www.bisg.org/news-5-827-press-release-as-e-book-market-evolves-correlation-between-genre-preference-and-device-selection-is-revealed-says-new-bisg-study.php

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