日本書籍出版協会、11月26日に東京・神保町で「著作隣接権」に関する一般向けシンポジウム開催、講談社・野間社長も

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【編集部記事】社団法人日本書籍出版協会(本部:東京都新宿区、以後:書協)は11月26日午後、現在大手出版社が中心となって法制化を目指している「著作隣接権」に関する公開シンポジウム「出版物に関する権利」を、東京都・神保町で開催する。

 著作隣接権とは、出版社と出版契約を結ぶ場合に、作品の複製権・送信可能化権・譲渡・貸与権の4つの権利が出版社側に譲られるというもの。仮に法制化された場合、それ以後に締結される出版契約については、作家側の権利(財産)の一部が出版社側に自動移転されることになるため、両者の間で過去何十年も揉め続けているトピックの1つだ。

 司会は植村八潮氏(専修大学教授)で、石橋通宏氏(参議院議員)大沢在昌氏(作家)大渕哲也氏(東京大学)野間省伸氏(講談社社長)林真理子氏(作家) 弘兼憲史氏(漫画家)。参加は無料だが、定員は500名で、20日までにメール出席登録が必要となる。【hon.jp】

問合せ先:「出版物に関する権利」公開シンポジウムの概要PDF(※Internet Archive)
https://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/20121126symposium.pdf

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