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【編集部記事】米国の電子出版ニュースサイト「The Digital Shift」が、書誌データベース大手RR Bowker社(本社:米国ニュージャージー州)が米国内の子持ち家庭2,000世帯を対象に行なった書籍購入状況に関する調査の結果概要を報じている。
先月ニューヨーク市で開催されたDigital Book Worldの講演会でも発表されたこのレポート結果によると、親の過半数が自分用の電子書籍タイトル購入に興味があるものの、子供用についてはほとんどの親が紙書籍のほうが優れていると購入に消極的とのこと。一方、子供たち自身は、他メディアと比較して書物に対する評価が相対的に上昇しており、電子書籍の普及が大きくプラスに寄与しているとのこと。
この世代間の認識のズレについて、RR Bowker社では「子供が電子書籍よりも紙書籍を好むという論調は、親自身の先入観から生まれた錯覚かもしれない」としている。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Shiftの記事( http://www.thedigitalshift.com/2012/02/ebooks/libraries-still-an-important-discovery-source-for-kids-books-says-study/ )