《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
インターネット白書編集委員会は2月5日、昨年発行した『インターネット白書2020 5Gの先にある世界』を、ウェブサイト「インターネット白書ARCHIVES」で全文無料公開した。株式会社インプレスR&Dが1月29日に『インターネット白書2021 ポストコロナのDX戦略』を発行したのに合わせた動き。
ウェブサイト「インターネット白書ARCHIVES」は、1996年版から2020年版までの『インターネット白書』PDF版が、だれでも無料で閲覧できるサービス。インターネット白書編集委員会を構成する、一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)、インプレスR&Dが共同で運営している。
『インターネット白書』は、インターネットの最新動向を各分野の専門家の寄稿と統計資料によって報告するIT/デジタル業界の年鑑。IAjapan、JPNIC、JPRSの協力により、インプレスR&Dが発行している。
毎年『インターネット白書』最新版が発行されると、1年前の版が全文無料公開される。過去のコンテンツ資産が、いつでも、在庫切れになることもなく、誰もが閲覧できるように、ウェブで無料公開していこう、という意図で運営されている。
今回公開された2020年版は、「5G」「サブスク」「デジタル・プラットフォーマー規制」「信用スコア」「プログラマブルマネー」「OMO(Online Merges with Offline)」「エッジコンピューティング」「低軌道衛星」「ディープフェイク」「RE100」の10大キーワードに注目し構成されている。
25回目の発行となる2021年版の10大キーワードは、「減災コミュニティ」「非接触テクノロジー」「テレワーク」「オンライン教育」「オンラインエンターテインメント」「改正著作権法」「インフォデミック」「マーケティングとプライバシー」「デジタル庁構想」「サスティナブルシティ」。小売希望価格は電子版が2800円、印刷版が3200円(いずれも税別)。
参考リンク
インターネット白書ARCHIVES
『インターネット白書2021 ポストコロナのDX戦略』(インプレスR&D)