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インターネット白書編集委員会は2月19日、1年前に発行した『インターネット白書2023 分断する世界とインターネットガバナンス』の全文を、バックナンバーサービス「インターネット白書ARCHIVES」にて無料公開したことを発表した。
『インターネット白書』は、日本のインターネットの最新動向や影響を技術・ビジネス・社会など多角的に報告するデジタル業界の年鑑で、専門家の寄稿と統計資料で解説されている。編者はインターネット白書編集委員会。発行元は「インプレス NextPublishing」。
「インターネット白書ARCHIVES」は、2014年のサービス開始。1996年から毎年発行されている『インターネット白書』のPDF版が、だれでも無料で検索・閲覧できる。また、時系列検索エンジン「TIMEMAP」では、『インターネット白書』および統合された月刊誌「インターネットマガジン」のバックナンバーなどが年表形式で表示できる。
毎年、最新版の『インターネット白書』発行後に、社会貢献活動の一環として1年前の版が全文無料公開されている。今年は2月13日に『インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス』が発行された。それのを受けてのバックナンバー無料公開となる。
今回無料公開された2023年版の10大キーワードは、「ジェネレーティブAI」「DAO」「メタバース」「デジタルツイン」「ファクトチェック機関」「ステルスマーケティング規制」「テックジャイアント失速」「ソブリンクラウド」「インターネットと戦争」「IGF 2023」。
「インターネット白書ARCHIVES」の運営は、インターネット白書編集委員会。構成メンバーは、一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)、インプレス・サステナブルラボ(株式会社インプレスホールディングス内の研究組織)。
参考リンク
インターネット白書ARCHIVES
『インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス』(インプレス)