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【編集部記事】現地報道によると、米Amazonは今月に入り、同社の電子書籍端末「Kindle」シリーズで急増している“スパム電子書籍”について、排除する対策を段階的にスタートした模様。
スパム電子書籍とは、通称「PLR(Private Label Rights)作品」と呼ばれる業者製コンテンツを大量に仕入れ、そのまま自分のオリジナル作品として転売されている作品などのことを指す。Kindleシリーズでは、電子書籍出版サービス「Kindle Direct Publishing」を介して個人が気軽に電子書籍を販売できるため、副収入目的でこれら大量のPLR作品を低価格ダンピングしている個人ユーザーが増えていた。
Amazon側は長い間、このスパム電子書籍問題について静観していたが、報道等によると、今月からついにコンテンツ内容がほぼ同一と見なした作品群について、作者に排除要請メールを送り始めたとのこと。【hon.jp】
問合せ先:米New York Times紙の報道( http://bits.blogs.nytimes.com/2011/08/12/amazon-cracks-down-on-some-e-book-publishers/ )