米アマゾン出版がベストセラー作家ディーン・クーンツと契約

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 「オッド・トーマス」シリーズなどで知られるベストセラー作家、ディーン・クーンツがアマゾンの出版社と契約したと、業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーなどが伝えている。

 この5月にペンギン・ランダムハウス傘下のバンタムから『The Night Window』を上梓したばかりだが、これからはアマゾン傘下の「トーマス&マーサー」というインプリント(出版レーベル)で次の5作を発表するほか、6作の短編スリラーをオリジナル、つまりデジタル版とオーディオ版のみで発表するという契約内容だ。

 これまでトータルで5億部もの本を売ってきたクーンツだが、鞍替えの理由について「プレゼンされたマーケティングやパブリシティーの計画が今まで見てきたものよりずっとスマートで野心的だったから」とコメントしている。

 昨年からアマゾン出版は、バリー・アイスラー(ヴィレッジブックスの『雨』シリーズ)やパトリシア・コーンウェル(講談社の検死官ケイ・スカーペッタシリーズ)などの人気著者の誘致に成功している。

参考リンク

パブリッシャーズ・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/book-deals/article/80740-koontz-inks-multibook-deal-with-amazon-publishing.html
ハリウッド業界のニュースサイトDeadlineの記事
https://deadline.com/2019/07/author-dean-koontz-signs-five-book-deal-with-amazon-publishing-1202650711/

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About 大原ケイ 196 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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