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【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間の10月14日、電子書籍販売コーナー「Kindle Store」英国版において、エージェンシー・モデル価格商品について読者向けの説明文書を公開した。
「エージェンシー・モデル」とは、小売価格を書店ではなく出版社が設定する方式で、日本とは異なり米英の商慣習ではほとんど馴染みのないビジネス方式。Amazonは従来からこのエージェンシー・モデル価格については反対の立場を取っており、この方式にすると、電子書籍の価格が高くなり、読者・著作者・書店・出版社のいずれにとっても不利益が生じるだろうと説明している。
米Amazonは2010年1月、エージェンシー・モデル推進派である大手出版社Macmillan社(本社:米国ニューヨーク州)からの値上げ要求に対し、Macmillan社の本の販売を一時停止する措置を講じ、その後和解、提示された金額での販売を認めたという経緯がある。【hon.jp】n
問合せ先:英国版Kindle Storeの公開文書( http://www.amazon.co.uk/tag/kindle/forum?_encoding=UTF8&cdForum=Fx3IRFCNF3E5K2W&cdThread=TxDO7PSRZ3YTZD )