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【編集部記事】現地報道によると、7月から米・英の出版業界で起こっていたAmazon/Wylie/Random House騒動について、Wylie側とRandom House側が和解した模様。これにより、この一連の騒動は収拾に向かうことになった。
騒動は、有名作家エージェントのAndrew Wylie氏が7月中旬に、クライアントたちへのより高い電子書籍印税率を求めてAmazon社に電子化を許可した結果、大手出版社Random House社が出版契約違反であると主張し、訴訟のかまえを見せていた件。報道によると、Wylie側とRandom House側がお互いに話し合い、その結果、Wylie側がAmazonでの電子化を一部取りやめることなった模様だ。
辣腕エージェントとして有名なWylie氏だが、結果としてRandom House側からより有利な契約条件を引き出すことに成功したのか、それとも単純に手を引いたのか、現時点で詳細な和解内容はまだ明らかになっていない。【hon.jp】n
問合せ先:Wylie/Random House両社による共同プレスリリース( http://www.deadline.com/2010/08/random-house-andrew-wylie-reach-e-book-truce/ )