テレビに接続するだけ、米Humane Informaticsが20ドル電子書籍端末プロトタイプ「Humane Reader」を発表

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】Linux系組み込み機器などの設計を手がけるHumane Informatics社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の7月18日、貧困地域などで活動する国際ボランティア団体向けの電子書籍端末プロトタイプ「Humane Reader」を発表した。

 Humane Readerは、PCやインターネットがほとんど普及していない地域での利用を念頭に設計されたLinuxベースの電子書籍端末。PCが普及していない地域でも家庭用テレビが普及しているケースが多い点に着目したもので、ディスプレイ部品を搭載しない代わりに一般のテレビを活用し、製造原価20ドル台を実現する。

 同社では、WikipediaコンテンツをインストールしたHumane Readerプロトタイプ機の導入実験に興味のあるNGO(国際協力団体)を募集している。【hon.jp】n

問合せ先:Humane Infomatics社のサイト( http://humaneinfo.com/

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。