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文字情報技術促進協議会 事務局は2月22日、年次特別講演会を開催する。登壇者は国立情報学研究所教授の高野明彦氏と、文字情報技術促進協議会会長の小林龍生氏。
イベント概要
日時
2019年2月22日(金)16時20分から18時(16時受付開始)
場所
東京都港区港南2-3-13 品川フロントビルB1
品川フロントビル会議室(地図)
内容
●16時20分から17時10分「デジタルアーカイブ利用技術とフェイクニュース」(高野明彦氏)
遅ればせながら日本でも、美術館や博物館、図書館などを中心に所蔵資料のデジタル化と公開が始まりつつある。それらはデジタルアーカイブと呼ばれ、従来から文書館などが取り組んできた公的文書のアーカイブに止まらず、より多様なデジタル情報が二次利用可能な形で提供されている。しばしばサイロ化しがちなデジタルアーカイブを柔軟に相互接続して利用するための技術を紹介し、それらがフェイクニュースに対抗していく手段のひとつであることを述べる。
●17時10分から18時「新元号国際標準化秘話」(小林龍生氏)
新元号に対応する合字のユニコード/UCSの符号位置は、U+32FFとして、基本多言語面上に確保することで、国際的な合意が成立している。新元号名が決定するはるか以前に、どうしてこのようなことが可能になったのか。JIS X 0213とUCSとの関係など、日本はかつて国内規格と国際規格の整合性を確保する局面で、幾度となく苦い失敗を積み重ねてきた。今回、新元号に係わる国際標準化活動が、たいへん順調に進んだ陰に、多くの失敗と苦難の歴史があったことを紹介する。
登壇者
高野明彦氏(国立情報学研究所教授/東大大学院情報理工学系研究科教授)
小林龍生氏(文字情報技術促進協議会会長/元ISO/IEC JTC1/SC2議長/元Unicode Consortium Director)
参加費
無料
事務局
文字情報技術促進協議会 事務局
参加申込み
こくちーずPROより
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