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松下電器、ドットブック形式の電子書籍も商品ラインナップに追加(2004年12月14日)
松下電器産業株式会社(本社:大阪府門真市)は14日、同社の電子書籍端末「ΣBook」向けにコンテンツ販売を行なっている「sigmabook.jp」サイトに、新たにドットブック形式の電子書籍も商品ラインナップに追加したことを明らかにした。
ドットブックとは電子書籍の世界では最古参ともいえる株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区)が開発した電子書籍データフォーマットで、PC/Mac用のビューワソフト「T-Time」で閲覧するのが一般的だった。今回の発表により、ΣBookユーザーもこのドットブック形式で提供されている数多くの電子書籍が読めるようになる。松下側によると、sigmabook.jpサイトではまず小説などを中心に約500タイトルのドットブック形式書籍を追加し、今後も随時増やしていくとのこと。
なお、ΣBookユーザーがこのドットブック形式の電子書籍を購入した場合、PC側では従来どおり松下側が提供している「ΣBook Archive」ソフトを使って書籍データを本棚管理するが、PCビューワにはボイジャー側のT-Timeを使うことになる。
【関連リンク】
松下電器産業のsigmabook.jpサイト(※2005年4月20日時点のInternet Archive)