米司法省の電子書籍エージェンシー・モデル訴訟6日目、Apple社「iBookstoreの市場シェアは20%」

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【編集部記事】昨年4月に米国司法省(本部:米国ワシントンD.C.)が、大手出版社やApple社と交わしている電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法であると告発した裁判が先週から始まっている。6日目となる月曜日、司法省側とApple弁護団の激しい舌戦となったが、そのやり取りの中で意外な数字が公にされた模様。

 米出版業界誌「Publishers Weekly」によると、司法省側からiBookstoreの米国内での市場占有シェアを問われたApple社取締役のKeith Moerer氏は「20%だ」と答えた模様。基本的に電子書籍ベンダーはどこも自社のマーケティング数値を明らかにすることはないが、直近の民間の市場調査会社の調査でもiBookstoreの米国市場シェアは多くて15%程度と見られていたため、意外に勢力を伸ばしているようだ。

 また、Moerer氏は「昨年だけで+100%成長している。(世界での)ユーザー数は1億人程度だ」とも答えている。これは全世界でアクティベートされたiOS機器の約1/4に相当する。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/publisher-news/article/57787-macmillan-s-sargent-apple-s-moerer-testify-at-the-apple-trial.html )

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