米司法省の電子書籍エージェンシー・モデル訴訟9日目「故Steve Jobs氏は電子書籍にあまり乗り気ではなかった」

noteで書く

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】昨年4月に米国司法省(本部:米国ワシントンD.C.)が、大手出版社やApple社と交わしている電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法であると告発した裁判が先週から始まっている。9日目となる木曜日、Apple社のデジタルコンテンツを統括するEddie Cue氏が同社が電子書籍に参入したいきさつについて意外な事実を明らかにした。

 米「Business Insider」サイトによると、Eddie Cue氏はApple社が電子書籍ストア「iBookstore」を企画したのが自分であると主張。iPadの開発が最終段階に入った時点、当時CEOだった故Steve Jobs氏は、iPadが電子書籍端末として使われることに乗り気ではなく、一度は却下。しかし、Eddie Cue氏の熱心な説得により、iBookstoreのサービスインがなんとか許可されたという。

 iPad発売以前、Steve Jobs氏は「もはや誰も本は読まない」と電子書籍に否定的な発言を繰り返していたが、実際にその通りに思っていたようだ。【hon.jp】

問合せ先:Business Insiderの記事( http://www.businessinsider.com/apple-ebook-store-was-not-jobs-idea-2013-6

noteで書く

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: