米Amazon、閲覧ページ数での電子書籍作家支払い算定式「KENPC」を修正、行間やフォントサイズをより厳密に計算、一部個人作家に影響

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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Amazon社(本社:米国ワシントン州)が昨年7月からスタートした電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」作家への閲覧ページ数ベースの支払いについて、算定式が修正されたことのこと。

 昨年7月からは、「Kindle Unlimited」とAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Kindle Owners’ Lending Library」の作家への報酬金は、Kindle Edition Normalized Page Count (KENPC)という閲覧ページ値を元に算定されている。今回、Amazon社はKENPCの算定式を微調整し、行間やフォントサイズをより厳密に計算させるようにしたとのこと。Amazon側はこの修正を「KENPC v2」と呼んでいる。

 記事によると、これにより従来多めにページ数カウントされていた一部の個人作家に影響が出ており、とくに長文作品の作家の報酬ダウンにつながっているという。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/02/01/amazon-adjusts/

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