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各大手報道機関によると、フランスの日刊ビジネス新聞「Les Echos」は、同紙の創刊100周年にあたる2008年に厚さ1ミリの電子ペーパー新聞を発行する計画を進めている。
この電子ペーパーは米国eInk社のものを採用し、ペーパー底部には特殊バッテリーと微小の電子部品が組み込まれ、無線LAN通信機能も内蔵予定。紙のように薄く、折りたたむこともできるA4判の1枚の画面に、新聞の紙面が次々と更新されていくという。なお、同社ではこれに先立ち、2007年中にもSony Readerなど既存の読書端末向けに電子新聞の配信サービスを開始する。
なお、ベルギーの経済紙「De Tijd」でも似たような実験が行なわれており、「Les Echos」紙と似たような計画が進められているという。
【関連サイト】
経済紙「Les Echos」のサイト(仏文)