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フリーソフトウェアの普及団体Free Software Foundation(本部:米国マサチューセッツ州)は現地時間の10月3日、インターネット上からDRM(デジタルデータの違法コピーを防止する仕組み)の排除を訴える世界レベルでのデモキャンペーン「DefectiveByDesign」を開始した。
DefectiveByDesignキャンペーンとは、デジタル音楽ファイル、デジタル映画ファイルや電子書籍などで現在一般的に使われているDRM技術が基本的人権や「表現の自由」の一部を侵害していることを訴えるキャンペーンで、今年夏から不定期開催でスタート。前回のキャンペーンでは路上でのビラ配りやポスター掲示などが大半だったが、今回からはGoogle Bombing(ターゲット企業のサイトを特定キーワードで集中的にトップ表示させること)などネットを使った世界レベルでの活動も予定されているとのこと。
なお、DRMの使用が憲法違反に当たるとの議論は米国西海岸を中心に数年前から高まっており、現地のデジタルコンテンツ関係者の間ではすでに重要な関心事のひとつとなっている。
【関連サイト】
「DefectiveByDesign」キャンペーンのサイト(英文)