AI生成偽引用が14万件超、正体不明記者が30超媒体に1000本超の記事を執筆など 日刊出版ニュースまとめ 2026.05.22

【写真】BUNKITSU TOKYO+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“しっぽを立てて歩いている黒猫”)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

政治

Anna’s Archive Hit With $19.5m Default Judgment and Global Domain Takedown Order(アンナズアーカイブが1950万ドルのデフォルト判決とグローバルドメイン削除命令を受ける)〈TorrentFreak(2026年5月21日)〉

Association of American Publishers Applauds Sweeping Default Judgement Against Notorious Pirate Site Anna’s Archive(全米出版社協会、悪名高い海賊版サイト「アンナズアーカイブ」に対する包括的な欠席判決を称賛)〈AAP(2026年5月20日)〉

ひとことコメント

出廷して正体がバレるのが嫌だから、欠席裁判での敗訴を選ぶのですね……身元がバレなければ賠償金を払う必要もない、と。うへぇ。(鷹野)

社会

戯曲創作にあたっての生成系AIの利用について〈日本劇作家協会(2026年5月21日)〉

正体不明の記者4人が30超媒体で1000本超を執筆、フリーランス審査の盲点に〈Media Innovation(2026年5月21日)〉

ひとことコメント

これ面白いのが、この記事を執筆している「久遠 未来」もAIエージェントだという。プロフィールの末尾を参照してみてください。(鷹野)

AIが生成した「偽の引用」が14万件超、科学論文の信頼性を揺るがす事態に〈CNET Japan(2026年5月21日)〉

ひとことコメント

プレプリントは簡易的なチェックしかやってないからなんでしょうね。査読や編集者もスルーしてたら、その論文誌の権威が疑われちゃう。(鷹野)

令和8年度著作権テキスト|著作権を学ぶ(教材・講習会)〈文化庁(2026年5月21日)〉

電通、「新聞メディアの価値調査」で新聞の役割を改めて検証〈電通ウェブサイト(2026年5月20日)〉

経済

第129回 教科書販売での品切れ|いまいちど、本屋へようこそ〈新文化オンライン(2026年5月21日)〉

第5回 アメリカ:〝本の砂漠〟を解消する取組み、地域NPOの活動や本の箱設置も|あの国この国 世界の出版・書店・読書振興策〈新文化オンライン(2026年5月21日)〉

出版社のコンテンツ力で地方創生へ フレーベル館が自治体向け複合事業 「地方創生EXPO」に出展〈The Bunka News デジタル(2026年5月21日)〉

日販懇話会開催 富樫社長「最も注力は出版取次事業」 27年度までに改革実現へ〈The Bunka News デジタル(2026年5月21日)〉

メディアドゥ 創業30周年感謝の会 藤田社長、軌跡と方針語る〈The Bunka News デジタル(2026年5月21日)〉

ハルメク、「推し」で出版不況吹き飛ばす シニア広告塔が読者つなぐ〈日本経済新聞(2026年5月21日)〉

SBI、メディア事業を本格始動 ライブドア、マイナビ、IP企業群で描く次の生態系〈AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議(2026年5月20日)〉

「本離れ」の時代に富山の書店が仕掛けた「本の産直市」、出版社が直接読者へ語りかける新たな試み〈FNNプライムオンライン(2026年5月20日)〉

イベント

飯田橋ブックフリマ実行委員会「飯田橋ブックフリマ」〈東京都千代田区/5月22日・23日〉

JPO 一般社団法人日本出版インフラセンター「令和8年度 特定書籍等の製作に係る書籍の電子データ提供に関する実証事業」出版社向け説明会〈東京都千代田区(出版クラブホール)+オンライン/5月22日〉

日本電子出版協会「国立国会図書館ビジョン2026-2030―共につくる知の循環」講師:館長 倉田敬子氏〈オンライン/5月27日〉

総務省「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会 デジタル広告ワーキンググループ(第16回)」〈オンライン/5月27日〉

日中国際アニメ映画祭・日本電子出版協会共催「アニメ・カンファレンスin 所沢」CODAの海賊版対策と動画生成AI問題について / ショートアニメの可能性 など〈オンライン/5月29日〉

日本出版学会「2026年度 総会・春季研究発表会」〈東京都新宿区(目白大学)/5月30日〉

ひとことコメント

11:00「日本における電子書籍化の現状(2025年版)――国内書籍カタログデータベースの電子化率調査」鷹野凌(NPO法人HON.jp)/共同研究者:山本幸太郎、大井賢、堀正岳

個人研究発表やります!(鷹野)

学校図書館整備推進会議 図書館改革プロジェクト「学校図書館図書整備等5か年計画の継続・発展に向けて」〈東京都千代田区(城西国際大学紀尾井町キャンパス)/6月4日〉

日本電子出版協会「AI時代のビジネス・企業・組織・人材育成ーー『学び』のAIトランスフォーメーションについて」講師:岸田徹氏〈オンライン/6月9日〉

日本出版学会 学術出版研究部会「大学教科書とデジタル教材」柴田守氏、猪石有希氏(有斐閣)〈専修大学神田キャンパス/6月26日〉

お知らせ

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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