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公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は12月25日、「出版指標マンスリーレポート」2025年12月号で2025年11月期の販売概況を発表した。
概況
2025年11月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は771億3700万円で前年同月比5.5%減、書籍は477億9300万円で同1.4%減、雑誌は293億4400万円で同11.5%減。雑誌の内訳は、月刊誌が同8.4%減、週刊誌が同28.4%減。返品率は、書籍が同1.2ポイント減の31.3%、雑誌は同0.7ポイント増の44.7%。
書店店頭での売れ行きは、書籍が約3%増で、文芸約6%増、文庫本約5%増、ビジネス書約6%増、学参約8%増、児童書約2%増、新書本約3%増。雑誌は定期誌が約5%減、雑誌扱いコミックスが約6%減、ムックが約5%増。その他の詳細は、誌面をご確認いただきたい。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。雑誌にはコミックスの約9割が含まれる。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート










