米国の著作権法改正の動きをめぐり、Authors Guildと電子フロンティア財団が‘孤児作品’で衝突

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【編集部記事】インターネットユーザーの権利保護活動を展開する市民監視団体の電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation、本部:米国カリフォルニア州)は現地時間5月22日、絶版となりながらも著作権法の保護下にある“孤児作品”について、「フェアユースの適用範囲を拡大すれば解決できる」との見解を表明した。

 これは、米共和党が中心となって押し進めている著作権法の大改正案策定について、米国著作権局(本部:米国ワシントンD.C.)が現在募集しているパブリックコメントに応えて提出されたもの。行方不明状態となっている権利者探しは不可能で、フェアユースの適用範囲を拡大すべきとしている。

 一方、作家Authors Guildは先月「絶版本・孤児作品の権利者探しは1.5人程度の職員で十分可能」と下院の法務部会で証言している。【hon.jp】

問合せ先:電子フロンティア財団の告知( https://www.eff.org/deeplinks/2014/05/eff-copyight-office-fair-use-can-help-fix-orphan-works-problem

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