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米Microsoft社(本社:米国ワシントン州)は現地時間の4月28日、同社が米大手新聞社New Tork Times紙と共同開発中の電子新聞ビューワソフト「Times Reader」のプロトタイプ版を、現地の新聞記者ミーティングの会場で披露した。
来年発売される次期Windowsである「Microsoft Vista」の標準搭載も噂されている同ソフトは、紙の新聞のレイアウトを維持したまま拡大/縮小表示が行えるブラウザ型のソフトで、ハイパーリンクやオフライン閲覧にも対応。同じくWindows Vistaで搭載予定となっている新型の表示処理エンジンを使うことで、PDFなどでは不可能だった“文字の再流し込み”なども可能になる模様。
なお、米Microsoft社によると、他の新聞社でも同ソフト用にコンテンツを提供できるよう、専用の開発キットをこの夏に公開する予定だ。
【関連サイト】
本件に関する米Microsoft社のプレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/apr06/04-28TimesReaderPR.mspx
www.microsoft.com