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【編集部記事】現地報道によると、元MIT研究者が2011年に起ち上げたデジタル音楽のライセンス競売仲介ペンチャーのReDigi社(本社:米国マサチューセッツ州)を音楽レーベル会社Capitol Recordsが著作権侵害で訴えていた件について、ニューヨーク連邦地裁はCapitol Records側の主張を認める判決を下した。
ReDigi社はデジタル音楽のライセンス権をユーザー間で売買できる「ReDigi.com」サイトの運営会社で、Ossenmacher社長は「裁判で勝利したら、電子書籍部門も立ち上げる」と明言していた。
判決を下したRichard Sullivan判事によると、「CDやDVDなどの中古販売では物体そのものが移転するため適法だが、デジタルコンテンツのライセンス転売はデータの複製作業が発生するため、著作権者が許可しない限り、複製権の侵害にあたる」としている。【hon.jp】
問合せ先:ニューヨーク連邦地裁の判決文( http://ja.scribd.com/doc/133450332/Capitol-Records-v-ReDigi-Judgment )