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【編集部記事】米New York Times紙によると、電子書籍時代の本格化で先週25日に、出版大手の米Random House社(独Bertelsmannグループ)と英Penguin社(英Pearsonグループ)が提携・合併に向けて協議に入ったことを発表したが、それにHarperCollins社(米News Corporationグループ)が興味を示している模様。
北米の大手出版社は、通称“Big-Six”という6社(Hachette Book Group USA/HarperCollins/Macmillan/Penguin Group/Random House/Simon & Schuster)が有名だが、各社とも電子書籍と個人作家の急台頭で長期的経営への不安が拡がっており、ライバル関係にあるRandom HouseとPenguinが合併を検討し始めたばかり。これに対し、やはりHarperCollins社の切り離しを模索していたNews Corporationグループが、Penguin社に対して独自の合併オファーを検討し始めた模様だ。
Big-Sixが“Big-Two”や“Big-One”になる時代が、まもなく到来するものと予想される。【hon.jp】
問合せ先:New York Times紙の報道( http://mediadecoder.blogs.nytimes.com/2012/10/28/news-corporation-is-said-to-bid-for-penguin/ )