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【編集部記事】発展途上国を中心にIT教育推進活動を行なっているNPO団体のDigital Divide Data(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間9月26日、ケニアでは初めてとなる電子書籍販売ストア「eKitabu」をオープンした。
ケニアの首都ナイロビ市内で今週開催されている「Nairobi International Book Fair」で発表されたこの新サイトでは、地元出版社からの要請によりAdobe DRM付きEPUB形式ファイルで作品を販売する仕組みとなっており、それに対応する電子書籍ビューワアプリであれば、Android/PC/iOSを問わず閲覧可能となる。オープン当初の現在、まだラインナップは欧米作品が中心となっている。
ケニアを含む多くのアフリカ諸国では現在、著作権処理の関係で欧米の大手電子書籍販売サイトから作品購入することが実質不可能となっているが、今回このようなローカルサイトが登場したことで、現地通貨のケニアシリングではじめて自由に決済・購入可能となった。【hon.jp】
問合せ先:eKitabu.comのサイト( http://www.ekitabu.com/ )