Amazon Kindle発売が引き金に、スペイン国内で「電子書籍戦争」ぼっ発、大手書店チェーンや携帯電話会社が入り乱れ

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【編集部記事】米国の出版業界ニュースサイト「Publishing Perspectives」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が12月1日にスペイン国内で電子書籍端末「Kindle」シリーズのスペイン語対応版を発売したことを受け、同国で大手ベンダー間による激しい電子書籍参入レースがぼっ発しているとのこと。

 スペインはドイツ・フランスと同じように電子書籍も再販制度の対象としている国で、電子書籍関係者の間でも「未開の国」の1つとされていた。しかし、Amazon社の参入直前に書店チェーン最大手Casa del Libro社(本社:スペイン・マドリード市)が低価格電子書籍端末「Tagus」を発売し、携帯電話会社最大手Telefonica社(同)も電子書籍端末を発売。Google社の現地参入も噂されており、早々に混戦状態になっているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Publishing Perspectiveの記事( http://publishingperspectives.com/2011/12/booksellers-multinationals-battle-over-spains-e-book-buyers/

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