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インプレスグループの株式会社近代文化社は2月26日、近代科学社Digitalレーベルで「2020年春の教科書発掘プロジェクト」を3月1日から開始することを発表した。募集ジャンルは理工系の教科書で、電子書籍と印刷書籍(POD)を同時に出版できる。
募集資格は、すでに自身の授業で使用している原稿であること、9月以降授業で教科書として使用する予定があること、原稿送付や校正など出版までに必要な作業をオンラインで行えること、5月31日にまでに規定フォーマットに準拠した50ページ以上の完成原稿を用意できること、刊行後に告知のため自身のウェブサイトやSNSから近代科学社Digitalのページにリンクを貼ること。募集期間は3月31日まで。応募内容を審査の上、4月30日までに出版可否の結果が連絡される。
近代科学社Digitalは、近代科学社と著者がプロジェクト方式で協業する、デジタル技術を活用したオンデマンド型の出版レーベル。編集者がチェックし、近代科学社のISBNコードが付与され、販売部数・金額に応じて印税が支払われる。教科書発掘プロジェクトは、前回は2019年の夏に募集され、現時点で以下の3冊を刊行。2020年の春から実際に授業で利用される。他に2冊が近日刊行予定。2020年春のプロジェクトは、20タイトルを募集する。
- 『情報を集める技術・伝える技術 情報社会の一員として備えておくべき基礎知識』飯尾淳 著(中央大学国際情報学部国際情報学科教授)
- 『Q&Aで読み解く 情報通信技術の進化』三宅真 著(獨協大学経済学部非常勤講師)
- 『はじめての3DCGプログラミング 例題で学ぶPOV-Ray』山住富也 著(名古屋文理大学情報メディア学部教授)
参考リンク
近代文化社のリリース