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株式会社インプレスR&Dは6月26日、NextPublishing POD出版サービス登録ユーザー向けのメールマガジンにて、個人向けの出版販売支援サービス「著者向けPOD出版サービス」と、自身の出版者ブランドを用いてアマゾンでPOD出版できる「出版ブランド開設サービス」で、複数人への収益自動分配設定が可能になったことを明らかにした。
同サービスでは従来、書籍ごとに1つの支払先のみが登録可能で、共著やチームパブリッシングを行った場合は、支払いを受けた人が自分で分配・振込などの事務手続を行う必要があった。今後は、支払額に対し1パーセント単位で最大100カ所まで支払先が指定できる。
支払先として指定できるのは、同サービスに登録し支払情報が承認済みのユーザー。販売開始した後は、変更できない。支払先として指定されているユーザーが退会した場合は、その書籍の販売は停止されるので注意が必要だ。
なおこのアップデートとは別に、販売開始後2週間以内の販売停止依頼が行えないようになった。アマゾンから「販売開始直後に販売停止する書籍が増えている」という指摘があったためだという。改修申請は販売開始直後から受け付けているため、内容に不備があった場合は有料の改修申請を利用するようにとのこと。
参考リンク
NextPublishing POD出版サービス公式サイト