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【編集部記事】※いつもhon.jp DayWatchをご覧いただきましてまことにありがとうございます。
hon.jp DayWatchでは毎週末、あまり語られることがなかった「商品管理」という観点で、電子書籍の本質に迫っていきます。そして、すでに一部出版社で使われている「hon.jpターミナル」という電子書籍書誌管理システムを使いながら、その業務対策について考えていきます。出版社勤務の方は、ぜひ研究の参考にしてみてください。—hon.jpシステム部
前回は「hon.jpターミナル」で、日々入力した書誌レコードをExcel形式で出力する方法を説明しました。
たいていの場合、取引先にはあらかじめ指定されたフォーマットで出力することになりますが、上司へのレポートやちょっとしたリスト作成のために、自分専用のフォーマットでExcel出力したい場合もあるでしょう。「hon.jpターミナル」ではそのようなときのために、自分なりに出力対象となる書誌データ項目を絞ることできます。下記のビデオで確認してみましょう。
「hon.jpターミナル」上、まず出力したい書誌レコードの横にある「出力」アイコンをクリックして黄色にします。そして、画面左の「ファイル出力」メニューをクリックし、画面下の「独自フォーマット」覧で「新規フォーマット」をクリックします。すると、出力可能な書誌データ項目がリストアップするので、出力したいものだけにチェックマークを入れ、「ダウンロード」ボタンをクリックするだけです。
これで、営業部から突然「今のうちの電子書籍商品リスト一覧ちょうだい」と言われたり、編集部から「XX先生の作品で電子書籍になっているものについて、すべて商品コードを調べてメールして」と言われても大丈夫。わずか数十秒で、Excelファイルとして出てきます。
次回は、Excel形式につづき、Webサイト開発者やシステム会社向けに書誌レコード一覧をTSV(タブ区切りテキスト)形式で出力する機能について紹介します。
※次回、第16回「書誌レコードを毎晩TSVで自動出力」はこちらからどうぞ。【hon.jp】
問合せ先:hon.jpターミナルの製品概要ページ( http://hon.jp/doc/honjpterminal.html )