電子書籍業界の“戦国時代”に備え、凸版印刷と大日本印刷がそれぞれ異なる総合B2Bサービスを発表

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【編集部記事】凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区)と大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区)は7月5日、電子書籍時代の到来をにらみ、それぞれまったく異なる出版社向けの総合B2Bサービスを発表した。

 凸版印刷が今回発表したのは「出版イノベーション2010」構想で、新しく設立する総合フロント組織「デジタルコンテンツソリューションセンター(仮称)」を介して、出版社の電子・紙出版両面における業務全域を支援。一方、大日本印刷は電子・紙出版の著作権契約管理業務をサポートする法人向けクラウド型サービスを9月からスタートする。

 従来、両社グループとも売上高の小さい電子書籍関連フロント業務はすべて子会社(ビットウェイ、モバイルブックジェーピー)に管轄させていたが、Amazon/Apple/Google社などの世界大手およびトーハン/日本出版販売など2大取次の本格参入を前に、本社主導の組織運営に切り替える模様だ。
【hon.jp】n

問合せ先:凸版印刷のプレスリリース( http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1068.html

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