紀伊國屋書店が電子書籍の販売に再チャレンジ、まずはiPhone/iPad向けの「紀伊國屋書店アプリ」投入から

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【編集部記事】株式会社紀伊國屋書店(本社:東京都目黒区)は6月21日、今年9月にiPhone/iPad向けの電子書籍アプリを公開し、電子書籍販売に参入することを明らかにした。

 プレスリリースによると、公開が予定されているのは「紀伊國屋書店」アプリで、すでに提携関係にある凸版印刷グループ(本社:東京都千代田区)がバックエンドなどを担当。さらに、株式会社インフォシティおよび株式会社ボイジャーからの技術協力も受けるとのこと。最初はiPhone/iPad向けアプリのみのリリースとなるが、随時Android OSを含むさまざまなデバイスに対応していきたいとしている。

 なお、紀伊國屋書店は2000年のPDAブームの折、米Microsoft社と共同で電子書籍販売事業に参入したが、その後Microsoft社が撤退したため実質撤収。現在は、ECサイトにおいて株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)のeBookBankシステムを利用しているだけにとどまっていた。つまり、紀伊國屋書店本体による本格参入はこれで2度目となる。【hon.jp】n

問合せ先:紀伊國屋書店のプレスリリース( http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=254399&lindID=2

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