《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】米Publishers Lunchサイトによると、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は先週発売したタブレット機「iPad」の電子書籍販売について、中小出版社の対応受け皿としてサードパーティの取次業者7社を選定した模様。
記事によると、今回Apple社が推奨業者(Apple Certified eBook Aggregator)として選定したのはIngram社、Libre Digital社、Smashwords社、Lulu社、INgrooves社、CD Baby社、BiblioCoreの7社。一部デジタル音楽業界からのベンダーも含まれているが、Apple社では1)iPad上のiBooksアプリで動作するePub形式ファイルが若干特殊であること、2)中小出版社や個人著者から問い合わせ窓口が必要であること、などの理由から仲介業者の活用に踏み切った模様だ。
7社ともサービス体系や価格はおのおの異なっているが、さっそく手数料無料キャンペーンなど顧客獲得競争が始まっている。Apple社では今後、中小出版社や個人作家から問い合わせがあった場合は、そのほとんどをこれらの業者にリダイレクトしていくつもりのようだ。【hon.jp】n
問合せ先:米Publishers Lunchの記事( http://www.publishersmarketplace.com/lunch/free/ )