iPad陣営に出版大手Random House社は参加せず、「いずれ条件が折り合えば」と様子見の姿勢

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【編集部記事】米メディア業界ニュースサイトmediabitro.comの記事によると、Apple社が現地時間27日に発表したタブレット端末「iPad」の電子書籍販売について、独Bertelsmannグループ傘下の出版大手Random House社(本社:米国ニューヨーク州)が見送りを決めたとのこと。

 記事によると、Apple社の交渉相手としてRandom House社も含まれていたが、両社間で条件が折り合わなかったものと見られている。サイト側のインタビューに対し、Random House社の広報担当者は「iPadおよびiBooksアプリの登場を歓迎する。いずれ一緒に何かできる日が来るまで、話し合いを継続していくことを願っている」とコメントを残したとのこと。

 一方、発表前日にテレビニュース番組でCEOがうっかりiPad発表をリークしてしまったMcGraw Hills社は、Jobs氏の逆鱗に触れたのか、発表スライドやスピーチ文から社名がまるごと削除されており、今後iBooks上で同社の電子書籍が発売されるかどうか不明の状態となっている。【hon.jp】n

問合せ先:mediabistro.comの記事( http://www.mediabistro.com/galleycat/ebooks/random_house_responds_to_ipad__150200.asp

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