オープン志向の電子書籍端末「Onyx Boox 60」が299ドルで4月発売予定、Scribd.comも専用アプリを提供へ

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【編集部記事】Onyx International社(本社:中国広東省)はユーザー自身でもアプリ開発が行なえる電子書籍端末「Onyx Boox 60」を米国で4月2日に発売する。

 Onyx Boox 60は1月のCES 2010展示会でも披露された電子書籍端末で、6インチ型のE-Ink製モノクロ電子ペーパーディスプレイを搭載。エプソン製コントローラを使った高速描画がウリで、ペン入力やページ切り替えが快適に行なえるようになっている。ネットワーク機能としてはWiFiを標準搭載し、3Gはオプション。DRM付きePubやPDFなど多くの電子書籍ファイルフォーマットに対応済み。

 なお、このOnyx Boox 60はOSとしてEmbedded Linuxを採用し、内部的には中国語や日本語を含む他言語表示に対応。C++プログラマー向けのアプリ開発用SDKや専用フォーラムも公開されていることなどからハッカー系電子書籍ファンたちの期待度も高いようで、すでにオンラインドキュメント公開サイト「Scribd.com」が独自アプリの開発・提供を明らかにしている。【hon.jp】n

問合せ先:Onyx Boox 60予約サイト( http://www.onyxboox.com/

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