アメリカでいちばん愛されている小説は『アラバマ物語』

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 アメリカの公共テレビ・ラジオ局であるPBSが視聴者からのアンケート投票で決める「偉大なアメリカの一冊」に、ハーパー・リーの「To Kill a Mockingbird」(アラバマ物語)が選ばれた。

 1960年の刊行からこれまでに40カ国語に訳され、4000万部売れ、グレゴリー・ペック主演の人気映画となり、国内の図書館司書によって20世紀のベスト本に選ばれている。人種差別が横行する時代の南部を舞台に、無実の罪に問われる黒人男性の弁護士として奮闘する父親の姿を娘の視点から描いたストーリー。投票当初から5ヶ月間トップを独走、ノースカロライナとワイオミングの2州を除く全州で首位となった。

 この企画はPBSが放映した「アメリカで愛されている小説100冊」をテーマにしたドキュメンタリーで、その最終回で投票結果が発表された。

参考リンク

米パブリッシャーズ・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/trade-shows-events/article/78409-to-kill-a-mockingbird-is-pbs-s-great-american-read.html
トップ100の投票結果
https://www.pbs.org/the-great-american-read/results/

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About 大原ケイ 209 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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