下院のGoogle Book Search公聴会、米国著作権局も反対の立場を表明

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【編集部記事】現地時間10日、米国議会の下院においてGoogle Book Search和解問題についての公聴会が開かれた。そして今回、従来からの賛成派・反対派双方がそれぞれの陳情を行なう中、この問題で初めて米著作権局が見解を表明した。

 壇上に上がったのはMarybeth Peters局長で、Google Book Search和解内容は「現行の著作権法に抵触する」「今後の著作権行政に支障をきたす可能性がある」「本件はそもそも議会が取り扱うべき問題で、裁判所が是非を決めるべきではない」と反対の立場を表明した。著作権局は米国議会図書館の直轄機関で、米政府機関がこの問題について公式な見解を明らかにしたのは今回が初めて。

 これに対し、議長の民主党John Conyers議員は「独占云々は本質的ではなく、Googleの技術がそれほど優れているというだけの話」と賛成を表明し、著作権局の見解に同意しなかった模様。【hon.jp】n

問合せ先:APの記事( http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5gdFC6FPR3nJfAKfpAUEEsmkZjqWAD9AKNS381

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