慶應義塾大学SFC研究所、次期電子書籍ファイルフォーマット規格「EPUB 3.1」を睨み複数出版社と2年間の研究プロジェクト

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【編集部記事】慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスのSFC研究所(本部:神奈川県藤沢市)は6月27日、産学協同研究の新プロジェクトとして、KADOKAWA/講談社/集英社/小学館/出版デジタル機構の5社と未来の出版に関する研究をおこなう「Advanced Publishing Laboratory(APL)」を設置することで合意したと発表した。

 2年間限定で想定されているこのAPLでは、World Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が今年1月にRecommended Specificationとした次期電子書籍ファイルフォーマット「EPUB 3.1」を中心に、W3C/Keioを通じて標準化団体への議論と会合参加、人材育成を進める。

 EPUB 3.1の現仕様では、商業出版界よりも、教科書出版界に大きな影響を与えることが予想されており、海外の電子書籍ビューワ開発各社でも事前検証作業がスローペースながら進められている。【hon.jp】

問合せ先:慶應義塾大学SFC研究所のプレスリリース( https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/press_file/20170627_aplab.pdf ※PDF形式

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