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【編集部記事】英国の通信関連ニュースサイト「total」によると、米Amazon、Sony、Googleなどの電子書籍ベンダー大手が、読字障碍(ディスレクシア)ユーザー向けの無料フォント「OpenDyslexic」の採用を検討しているとのこと。
ディスレクシアとは、脳内で起こる学習障碍の1つで、印刷文字の識別がうまくできないという症状を引き起こす。とくに西洋圏では全人口におけるディスレクシア人口の比率が高いとされており、電子書籍端末の使用では、人工音声朗読(Text-to-Speech)にたよるユーザーも多いとされている。
9月にAbelardo Gonzalez氏によってCreative Commonsライセンス下でオープン公開されたOpenDyslexic-boldフォントは、アルファベット文字を下層に行くほど太字にすることで、識字負荷を減らすデザインとなっており、多くの教育機関が採用を始めているとのこと。【hon.jp】
問合せ先:英totalの記事( http://www.total-ltd.co.uk/blog/opendyslexic-font-helps-users-to-read-online-content/ )