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【編集部記事】元Apple社役員のJean-Louis Gassée氏などが寄稿する米国のIT系ニュースブログ「Monday Note」によると、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)が今年7月にもiTunes課金を迂回する電子書籍・新聞・雑誌アプリを全面禁止する可能性が高いとのこと。
記事によると、Apple社は今月に入り、iTunes課金手数料を迂回する“自社Webサイト課金型”の電子新聞アプリを登録申請しようした開発者にiTunes課金へ移行するよう警告メールを送付開始。そのメールには「iTunes課金以外の課金システムを使うと開発者規約11.2の違反となる」「過去すでに公開されてしまっているアプリについては、iTunes課金に変更するよう6月30日まで猶予期間を与える」など、今年7月からは全面禁止にする旨が明記されているとのこと。
もしこの文面のとおりルールが運用強化された場合、Amazon社の「Kindleアプリ」や一部国産の電子書籍アプリも強制的に公開中止となる可能性が高く、関係者の間で動揺がひろがっている。【hon.jp】n
問合せ先:米Monday Noteの当該記事( http://www.mondaynote.com/2011/01/23/apples-bet-on-publishing/ )