【EPUB有料連載リンク】第8回 Space-X探訪記– ジェリー・パーネル/訳・林田陽子「新・混沌の館にて」

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※いつもhon.jp DayWatchをご覧いただきましてまことにありがとうございます。

 いつもご覧いただいております読者の皆さまへの御礼も兼ねまして、今年9月から週1回程度、IT書籍の翻訳家として有名な林田陽子氏が個人で権利取得・有料配信スタートしました米国ITコラムニスト・ジェリー・パーネル氏の「新・混沌の館にて」を冒頭部分のみ抜粋して掲載しております。

 業界関係者の方は、EPUBを使った個人による新しい電子出版モデルの一例として、研究の参考にしてみてください。—hon.jpシステム部

10月コラムより

Space-X探訪記

先日の夜、私はホーソーン空港にある古いNorthrop Grumman社のビルで行われたディナーの主賓としてスピーチをした。ホーソーン空港は、LAX(ロサンゼルス国際空港)の真南にあって、南カリフォルニアに今もあるごく普通の空港の一つだ。私が1960年代に航空宇宙システム分析ビジネスに携わっていた頃、サンバーナーディーノにあるAerospace社の研究部長をしていて、このビルに会議に行ったものだった。

<中略>

古いNorthrop Grummanのビルは、今はSpace-X社の本社と第一工場になっている。Space-XはPayPalの創業者のElon Muskが創設した民間のロケット企業だ。Space-Xは、国際宇宙ステーションに供給する新しいロケットを建造するために1日3交代制のフルタイムで稼働していて、とてもうまくいっている。

私はNorthrop Grummanには、ここが戦闘機の製造ラインとして使われていた時以来、行っていなかった。さらに、ロケットの製造工場には10年ほど足を踏み入れていなかった。驚くほど変わっていた。あらゆるものが拡張されていた。広々としていて、少なくとも夜勤の間は静かだ。多くの仕事が行われているが、そのほとんどはコンピューターのプログラムで制御されていた。リベットを締める作業はない。だから静かなのだ。溶接は一部あるが、作業の大部分は、電子機器を設置して、ケーブルをつなぐことだ。例えばBoeing社がB52を製造していた工場のフロアとは違う。ちなみに、ロングアイランドのGrumman社が、海軍ご用達で、Boeing社が米国空軍の戦略空軍司令部のご用達だった。当時、工場を見渡すと最初に目に入ったのが大量の作業員で、そのほとんどはリベット工だった。電子機器が取り付けられるのは、飛行機やミサイルが出来上がってからで、建造物と一体化した部品ではなかった。これはあらゆるところに広がったコンピューター革命の結果だ。

確かに、驚くことではない。しかし、失業者が増えている状況は深刻なので、一考すべきことだ。Space-Xのような工場は製品を製造するところだ。非常に価値のある製品を作り出す。しかし、雇用する人数はそれほど多くない。B52を製造していた時代にシアトルのBoeing社の爆撃機部門に雇用されていた航空機製造関連の労働者やエンジニアと、今現在カリフォルニア、テキサス、フロリダ、ワシントンDCに散在するSpace-Xの総従業員数が同じぐらいだ。コンピューターは、設計技師から、工場の組み立て作業員にいたるすべての人の生産性を格段に向上させただけでなく、完成品の価値をより高めた。すでに言ったが、驚くにはあたらない。しかし、このことを覚えているのは無駄ではない。

【つづきは「新・混沌の館にて」サイトで http://www.sciencereadings.com/

WordPressとEPUB

インターネットを見ていると、趣味で小説を書いている方が大勢います。私もそんなサイトを見ていて、有料、無料のブログツールがいろいろあることは以前から知っていました。

少し前までは、ホームページ制作は非常に高価で、会社でなければ発注できませんでしたが、現在は個人でも契約できる安価なパッケージがいろいろと出ています。こういったパッケージを使えば、自分でHPを作れるのではないかと考えました。

ところが、実際に金額的に契約できそうなところに問い合わせてみると、物販と違って記事コンテンツを売りたいという人が少ない(ほとんどいない)らしく、なかなか条件に合うところがありません。

ようやく引き受けてもらえたところは、WordPressをベースにしたシステムを販売していました。WordPressのことは、私は初めて知りましたが、オープンソースのブログ/CMSプラットフォームで、誰でも無料で利用できます。さらに、私が契約したパッケージはレンタルサーバー、メールアドレス、Paypalのボタンの設置のサポートまでセットになっていて非常に格安でした。

このパッケージは、本来は店舗紹介などに使う4~5ページのもので、使える文字や表示も、簡単なものに制限されていました。コラムを掲載することになり、もうすこし凝った体裁にしたかったため、結局かなりカスタマイズしなければならなくなりました。私はHPはおろか、ブログを書いたこともなく、リンクを埋めたり、画像をアップロードしたり、HTMLのタグを使うのさえ、まったく初めてでした。契約先の制作者に一から習って、コラムのページを作りました。

しかし、最初にWordPressでこのような経験をしたことが、後になってSigilを使って電子書籍のEPUBファイルを制作する時にとても役にたつことになりました。n

問合せ先:新・混沌の館にて」サイト( http://www.sciencereadings.com/

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